28日に「明王さん」へ行こか。毎月28日に行われる大須赤門通りの大光院の縁日は、山門(大須赤門)前に両側露店が数十軒ならび、明王殿(みょうおうでん)前のお線香の火が映える夜6時以降が人出最高潮。お線香の煙を手にかざし頭に体に、特に女性が多いのが特徴。大須に遊郭があった頃、その女性達の信仰が特にあつかったという逸話が伝えられている。

興國山 大光院

【ブロック】 ブロックA2


宗派 曹洞宗

本尊 釈迦牟尼佛

開基 松平薩摩守忠告公

(清洲城主 家康の第四子)

開山 明嶺理察大和尚

由緒 埼玉県行田市、清善寺の末寺で慶長初年清洲に建立された。慶長15年、名古屋遷府の折り、現在地に移った。

山門(大須赤門)

明王殿

本尊 鳥瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)木座像

文化5年(1808)3月安置

お線香の煙を手に受けて身体にさすると心身の病、苦痛を快癒すると伝えられている。

鳥瑟沙摩明王とは、不浄を転じて、清浄にする徳を有すもので、不浄の処にこの明王を祀る。毎月28日縁日


興國山 大光院

名古屋市中区大須2−7−25