このホームページを作るにあたり参考引用した書というかただ斜め読みした本も含まれています。(分かっているものだけでも 発行年代順)

表紙
はじめに

 毎月28日、仕事仲間と大須の“万松”で酒を楽しんだ後、明王さんのお参りをしていました。そうしたことから大須と付き合うようになり、昭和50年代のほぼ10年問、仕事を終えた上曜日の牛後に、大須の写真を撮るようになりました。
 今年還暦を迎え再出発するに当たり、これまでの自分史を何か形にして残しておこう。そして10年間ではあるが、大須を撮り続けたl人であり、今となっては、無くなってしまった映画館などの貴重といえる写真を、セピア色にして風化させてはいけないと恩い、家内の埋解を得て、私的な写真集を自費出版することにしました。
 これを契機に、お世話になった大須へ再び出かけ、世紀末から新世紀に向かい、変わっていくであろう大須を撮りつづけていきます。

<序文より引用>

作者略歴
昭和12年(1937) 愛知県瀬戸市生まれ
昭和34年(1959) 名古屋大学文学部(地理学専攻)卒業
            名古屋港管理組合入所
昭和58年(1983) ワキタギャラリーにて写真展「大須の人々」を開催
昭和59年(1984) 名古屋市役所勤務
昭和61年(1986) 名古屋港管理組合復職
平成8年 (1986) 名古屋港管理組合退職
            名古屋コンテナ埠頭(株)入社,現在に至る

発行 平成9年12月20日
作者 幸島荘八郎
   〒488 愛知県尾張旭市上の山町間口3037-3
   電話 0561-53-5540 FAX 0561-52-3184
骨董屋さん
骨董屋さん・1

 昭和30年から昭和50年大須は変わらない街だった。もっとも寂れた町だった昭和50年代 100数枚の写真集の主役は人と街 写真集のページを繰りながらここ10年ですっかり変貌を遂げた大須には懐かしいはずなのに何故か今も残っている変わらない大須の姿を見いだせます。

 是非読んでみたいのが、昭和初期に出版された大大須なる本があるようです。「大須繁盛記」は許可がおりれば全文紹介したいところですが、それは大須商店街にお任せしましょう。1990年以後には大須を紹介した本はリーフレットを除いてあまり見あたらないようです。

 とくに興味深かったのは「見世物雑志」で大須の歴史、見世物の歴史 両方の視点からみても格別で私の知らない大須をかいま見た気分です。

 「大道芸イキイキ空間」は3章(89ページ)で商店街成功イベントの例として野毛大道芸及び大須大道町人祭を,フェスティバル成功の条件として野毛と大須の共通点を指摘されています。

 「大道芸人」は横浜野毛大道芸をテーマにした本ですが味わいがあります。大須も誰かこんな本出しませんか。ちなみにこのホームページはビレッジセンターのWZEDITORを使用しています。